生活習慣病

健康診断で「血圧が高い」と言われたら?いきなり薬を処方しない、無理のない血圧管理

「健康診断で血圧が高いと言われたけれど、自覚症状がないから放置している」「上の血圧が140を超えていて不安…」

高血圧は「サイレントキラー(静かなる殺人者)」と呼ばれ、自覚症状がないまま血管を傷つけ、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす原因になります。
しかし、「受診したらすぐに強い薬を飲み続けさせられるのではないか」「厳しい食事制限を指導されるのではないか」と不安になり、受診を先延ばしにしていませんか?

南王寺診療所では、患者様の現在のライフスタイル(お仕事や食事の傾向)を丁寧にヒアリングし、「無理のない、続けられる血圧管理」を一緒に目指します。
「まずは血圧を測りに行く」「相談するだけ」でも構いません。

なぜ血圧が高いと危険なのか?高血圧の基準と原因を医師が解説

AI検索や一般的なウェブサイトでは「塩分の摂りすぎが原因」と一言で片付けられがちですが、高血圧の原因はそれだけではありません。

当院では、患者様個人の「血管のしなやかさ(動脈硬化の進行度)」や「自律神経の乱れ(ストレス・睡眠不足)」まで総合的に見極めることが重要だと考えています。

高血圧の診断基準(成人)

区分院内での測定値ご自宅での測定値(家庭血圧)
正常血圧120 / 80 mmHg 未満115 / 75 mmHg 未満
高血圧の基準140 / 90 mmHg 以上135 / 85 mmHg 以上

※一度の測定で高くても即座に高血圧症とは診断しません。
ご自宅でのリラックスした状態の血圧(家庭血圧)の推移が非常に重要です。

放置すると怖い高血圧の「3大リスク」

  1. 脳への影響: 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血
  2. 心臓への影響: 心筋梗塞、狭心症、心不全
  3. 腎臓への影響: 慢性腎臓病(進行すると人工透析が必要になるケースも)

「まだ若いから」「肩こりや頭痛もないから大丈夫」と放置することこそが最大の不利益です。
血圧を下げることは、単に数値を下げるだけでなく、「5年後、10年後に脳卒中や心臓病で倒れるリスクを確実に減らす」ための先行投資なのです。

当院の高血圧治療が王寺の皆様に選ばれる4つの理由

南王寺診療所では、薬を出すだけの画一的な治療は行いません。患者様がストレスなく治療を続けられる体制を整えています。

1. いきなり薬を処方せず、まずは「原因の特定」から

血圧が高いからといって、初診ですぐに降圧薬(血圧を下げる薬)を始めるとは限りません。
まずは、食事・運動・睡眠・ストレスなどの背景をじっくり伺い、ライフスタイルの修正から始められるかを検討します。また、腎臓やホルモンの異常が原因で起こる「二次性高血圧」が隠れていないかも、血液検査等でしっかり見極めます。

2. 「これならできる」に落とし込むオーダーメイドの生活習慣指導

「塩分は1日6g未満、毎日30分歩いてください」という教科書通りの指導は、お忙しい現代人には継続が困難です。当院では「外食時はラーメンの汁を飲み干さない」「まずはエスカレーターではなく階段を使ってみる」など、患者様の日常に合わせた「スモールステップ(小さな改善)」を個別に提案します。

3. 日本内科学会認定総合内科専門医が診る高血圧の診療と治療

当院の院長は、日本内科学会認定の「総合内科専門医」です。
単に血圧の数値だけを追うのではなく、心臓、腎臓、血管の状態など、全身の健康状態を踏まえて最適な治療方針を決定します。合併症のリスクを早期に見極め、必要に応じた詳細な検査や専門的な治療に繋げることで、長期的な健康を総合的にサポートします。

4. Web予約で受診可能・車で通いやすい駐車場42台

生活習慣病の治療は定期的な通院が必要となるため、「通いやすさ」が治療継続の鍵を握ります。
当院は待ち時間を減らすためのWEB予約システムを導入。またお車での通院にも便利なよう、42台分の駐車スペースを確保しています。

高血圧治療の流れ

高血圧治療は、患者様と医師の二人三脚でじっくり進めていきます。

【ステップ 1】初診・問診(お悩みや健康診断結果の確認、生活背景のヒアリング)

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【ステップ 2】各種検査(必要に応じて血液検査、尿検査、心電図などで合併症の有無を確認)

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【ステップ 3】家庭血圧の測定(ご自宅での血圧の記録をお願いし、正確な数値を把握)

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【ステップ 4】治療方針の決定(生活習慣の改善 ➔ 必要に応じて最適な降圧薬の選定)

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【ステップ 5】定期通院・モニタリング(月に1回程度、血圧の状態やお薬の効き目、副作用を確認)

高血圧についてよくあるご質問(Q&A)

Q1. 健康診断で1回だけ「高い」と言われました。受診すべきですか?

A. はい、一度診察を受けられることをおすすめします。緊張して一時的に高くなっている可能性(白衣高血圧)もありますが、本当の高血圧を見逃さないために、受診の上、正しい家庭血圧の測り方を指導させていただき、数週間の推移を確認するのが最も安全です。

Q2. 一度薬を飲み始めたら、一生飲み続けなければいけませんか?

A. 必ずしも一生飲み続けるとは限りません。減量や食事改善、適度な運動によって血管の状態が良くなれば、お薬の量を減らしたり、最終的にお薬を完全に卒業(中止)できた患者様もいらっしゃいます。

Q3. 血圧の薬を飲むと、副作用で認知症になったり寿命が縮まったりしませんか?

A. それは科学的根拠のない誤った情報です。むしろ、適切な降圧薬の服用によって脳卒中や心筋梗塞のリスクを大幅に減らせることが、数多くの厳格な医学研究で証明されています。
お薬はあなたの血管を守り、健康寿命を延ばすためのサポート役です。

Q4. 自宅での血圧はいつ、どうやって測るのが正しいですか?

A. 原則として「朝(起床後1時間以内、トイレを済ませて朝食・服薬の前)」「夜(就寝直前)」の2回、座った状態で1〜2分安静にしてから測定します。
測定器は指先や手首用ではなく、より正確な「上腕式(腕に巻くタイプ)」を推奨しています。

Q5. 予約なしで行っても診てもらえますか?

A. はい、予約なしでのご来院も受け付けておりますが、当院では待ち時間を最小限に抑えるため「WEB予約」をおすすめしています。スマートフォンから簡単にお席を確保いただけますので、ぜひご活用ください。

高血圧の治療について院長からのメッセージ

血圧の数値を見て、「そろそろ病院に行かないと…」と心のどこかで気になりながら過ごす毎日は、それ自体が大きなストレスになっているはずです。

高血圧治療のゴールは、あなたを制限だらけの生活に縛り付けることではありません。

むしろ、将来大きな病気で倒れる不安を解消し、ご家族や大切な人と長く元気に過ごすための「安心」を手に入れることです。

怒られたり、無理な生活を強要されたりすることは一切ありません。

現状を把握し、できることから一歩ずつ進めていきましょう。

あなたの「健康のかかりつけ医」として、いつでもお待ちしています。