大腸カメラ検査でわかる主な疾患

  • 大腸がん

    大腸がんは、大腸の粘膜から発生する悪性腫瘍です。初期は自覚症状が少なく、進行すると血便や便通異常、腹痛などが現れます。早期発見が重要です。

  • 大腸ポリープ

    大腸ポリープは、大腸の粘膜にできる隆起性の病変です。多くは無症状ですが、一部はがん化する可能性があるため、内視鏡での発見と切除が大切です。

  • 潰瘍性大腸炎

    潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症や潰瘍が起こる疾患です。下痢や血便、腹痛などの症状を繰り返し、症状の安定と再燃予防のため、長期的な治療と経過観察が必要となります。

  • クローン病

    クローン病は、消化管全体に炎症が起こる慢性疾患です。腹痛や下痢、体重減少などの症状があり、再燃と寛解を繰り返すため継続的な管理が必要です。

  • 大腸憩室症

    大腸憩室症は、大腸の壁に小さな袋状のへこみができる疾患です。多くは無症状ですが、炎症や出血を起こすと腹痛や血便が現れます。

  • 感染性腸炎

    感染性腸炎は、細菌やウイルスなどの感染により腸に炎症が起こる疾患です。下痢や腹痛、発熱、嘔吐などを伴い、原因に応じた治療が行われます。

  • 虚血性大腸炎

    虚血性大腸炎は、大腸の血流が一時的に低下し、粘膜に障害が生じる疾患です。突然の腹痛や血便が特徴で、比較的高齢の方に多くみられます。

当院の大腸カメラ検査について

設備・機器

  • 内視鏡システム

    4種類のLEDライトを用いることで、明るく鮮明な映像を実現し、粘膜のわずかな変化も視認しやすくしています。さらに光の種類を切り替えることで、通常は確認しづらい部位までしっかり観察でき、早期発見に役立ちます。

  • 大腸用スコープ

    本スコープにはズーム機能が搭載されており、粘膜を拡大して観察することで、通常では見逃しやすい微小な病変や血管の変化まで確認できます。高精細な映像と拡大観察により、より精度の高い診断をサポートします。細かな変化まで丁寧に捉えることで、安心して検査を受けていただけます。

  • 炭酸ガス(CO₂)送気装置

    大腸内視鏡検査の際に、腸管を広げるために送り込むガスとして「空気」ではなく「炭酸ガス(CO₂)」を使用する装置です。炭酸ガスは空気に比べて体内への吸収が非常に早く、検査後に腸内に残りにくい特長があります。そのため、検査後の腹部の張りや痛み、不快感を軽減することができます。患者さまの負担を抑え、より快適に検査を受けていただくための設備です。

当院の大腸カメラ検査の特徴

01

鎮静剤(ミダゾラム)による
「負担の少ない」検査

当院では、患者さまの不安を和らげ、リラックスして検査を受けていただけるよう、鎮静剤(ミダゾラム)を使用した検査を行っております。
体格や体調に合わせて投与量を微調整し、できる限り苦痛を抑えた検査を心がけています。
検査後は、意識がはっきりと戻るまで専用のリカバリースペースでゆっくりとお休みいただけます。
※鎮静剤の使用により、検査当日の車・バイクの運転は控えていただく必要があります。

02

「炭酸ガス(CO₂)送気システム」で
検査後のお腹の張りを軽減

検査時に腸を膨らませる際、当院では空気ではなく、吸収が非常に速い「炭酸ガス(CO₂)」を標準で使用しています。
これにより、検査後特有のお腹の張りや不快感を速やかに解消することができ、スムーズに日常生活へ戻っていただけます。

03

「その場で切除可能」な日帰りポリープ切除

検査中に発見されたポリープに対し、その場で切除を行う「日帰りポリープ切除」に対応しています。
熱を使わずに切除する「コールドポリペクトミー」を採用することで、術後の出血リスクを抑えた安全性の高い処置が可能です。
※ポリープの大きさや数、抗血栓薬の服用状況によっては、入院加療が必要な病院へご紹介する場合があります。

04

高精度な診断を支える
「富士フイルム社製 内視鏡システム」

富士フイルム社製の高精度な内視鏡システムを導入しています。
特殊な光を用いた観察機能により、肉眼では判別しにくい粘膜表面の微細な変化を強調して映し出すことが可能です。
精緻な画像診断を通じて、早期がんやポリープの発見に努めています。

大腸カメラ検査の流れ

大腸カメラ検査を受けていただくにあたって

  • 事前予約必須です。
  • 検査前日の21時以降の食事は控えてください。
  1. STEP1

    予約

    検査は事前予約制となっております。
    ※大腸カメラ検査は通常12時30分より行っております。なお、ご希望に応じて鎮静剤の使用も可能です。

    ご予約はお電話でお願いいたします。

    0745-72-2279

  2. STEP2

    検査前日

    検査前日の夜から、下剤をご服用いただきます。

  3. STEP3

    検査前準備

    検査前には、腸内をきれいにする目的で腸管洗浄液をご服用いただきます。量が多いため、1〜2時間ほどかけて少しずつお飲みください。

  4. STEP4

    受付

    検査当日は、予約された時刻に合わせてご来院いただき、到着後に受付手続きをお願いいたします。

  5. STEP5

    検査実施

    内視鏡検査室にて検査を実施いたします。小さなポリープが確認された場合は、その場で切除を行います。

  6. STEP6

    検査終了

    検査後は、処置室で一定時間ご休憩いただきます。

  7. STEP7

    検査結果説明

    検査結果は当日にお伝えいたします。
    ただし、病理検査を行った場合には、約1~2週間後を目安に改めてご説明いたします。

大腸カメラ検査の費用

左右にスクロールできます

検査内容 1割負担の方(税込) 3割負担の方(税込)
大腸カメラ検査のみ 2,500円程度 7,500円程度
大腸カメラ+病理組織検査 3,000円〜5,000円程度 9,000円〜15,000円程度
大腸内視鏡ポリープ手術 7,000円〜15,000円程度 21,000円〜40,000円程度

※上記は保険診療の場合の費用です。(大腸の不調などの自覚症状があり、医師が検査の必要性を判断した場合には、保険適用で検査を行います。)
※人間ドックのオプションとして追加する場合や自覚症状がない場合は自費診療となります。詳しい費用については、窓口またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。