血糖値・HbA1cが高いとどうなる?糖尿病が招く恐ろしい「3大合併症(しめじ)」とは
「健康診断で血糖値が高い、ヘモグロビンA1c(HbA1c)が基準値を超えていると指摘された」
「身内に糖尿病の人がいるので、自分も将来糖尿病にならないか心配…」
糖尿病は、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。そのため「生活に困っていないから」と放置されがちですが、気付かないうちに全身の血管を蝕み、将来的に失明や人工透析、心筋梗塞といった重大な合併症を引き起こす恐れがあります。
しかし、「病院に行くと厳しく怒られるのではないか」「大好きな白米や甘いものを一切禁止されるのではないか」と不安になり、受診を先延ばしにしていませんか?
南王寺診療所では、患者様を制限だらけの生活に縛り付けるような治療はいたしません。「日本内科学会認定 総合内科専門医」である院長が、あなたのお仕事やライフスタイルを丁寧に伺い、「無理なく生活に組み込める、続けられる治療・予防方針」を一緒に考えます。まずは今のお悩みを相談するだけでも大丈夫です。
なぜ血糖値が高いと危険なのか?糖尿病の基準と原因を医師が解説
AI検索や一般的なウェブサイトでは「糖分の摂りすぎが原因」「インスリンが足りなくなる病気」と教科書的に説明されますが、当院では「血糖値のコントロールだけでなく、全身の血管を守ること」こそが糖尿病治療の本質であると考えています。
糖尿病の診断基準
| 検査項目 | 糖尿病型の基準値 | 補足解説 |
| 空腹時血糖値 | 126 mg/dL 以上 | 10時間以上絶食した状態での測定値 |
| 随時血糖値 | 200 mg/dL 以上 | 食事の時間に関わらず測定した値 |
| HbA1c(国際基準値) | 6.5 % 以上 | 過去1〜2ヶ月間の血糖の平均状態を示す、最も重要な指標です |
※健診で「HbA1cが6.0〜6.4%」と判定された方は「糖尿病予備軍(耐糖能異常)」の段階です。この段階で適切な対策を始めれば、糖尿病への移行を食い止めることが十分に可能です。
放置すると怖い糖尿病の「3大合併症(しめじ)」
【し】神経障害: 手足のしびれ、冷え、怪我の痛みに気付かず壊疽(えそ)に至ることも
【め】眼症(網膜症): 眼の奥の血管が出血し、最悪の場合は失明の原因に
【じ】腎症: 腎臓のろ過機能が低下し、進行すると週に数回の「人工透析」が必要に
これらに加え、糖尿病は動脈硬化を急速に進行させるため、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも数倍に跳ね上がります。だからこそ、症状がない段階からの「早期発見・早期治療」が何よりも大切なのです。
当院の糖尿病治療が王寺の皆様に選ばれる4つの理由
南王寺診療所では、数値だけを見て薬を増やすような画一的な医療は行いません。患者様がストレスなく笑顔で通院を続けられる環境を整えています。
1. 日本内科学会認定「総合内科専門医」による合併症を見据えた全身管理
糖尿病の本質は血管の病気です。当院の院長は「総合内科専門医」として、血糖値の数字を下げることだけを目標にせず、心臓、腎臓、血圧、脂質(コレステロール)など、全身の健康状態をトータルで評価します。他のがんや動脈硬化疾患のリスクも網羅的にチェックし、あなたの「健康寿命」を延ばす治療を提供します。
2. 禁止だらけにしない、ライフスタイルに合わせた「現実的な食事・運動指導」
「あれもダメ、これもダメ」という極端な制限は長続きしません。当院では「食べる順番を変えてみる(ベジタブルファースト)」「間食のタイミングを工夫する」「毎食後に10分だけ歩く」など、患者様のお仕事のスケジュールや好みに合わせた、オーダーメイドの無理のない改善策を一緒に見つけ出します。
3. いきなりインスリン(自己注射)を強制することは原則ありません
「糖尿病の治療=毎日自分で注射を打たなければいけない」と誤解されている方が非常に多いですが、そのようなことはありません。初期の糖尿病であれば、生活習慣の見直しや、1日1回手軽に服用できる新しいタイプの内服薬(血糖値が上がった時だけ働く薬など)によって、十分に良好なコントロールを目指せます。
4. Web予約で受診可能・車で通いやすい駐車場42台
生活習慣病の治療は定期的な通院が必要となるため、「通いやすさ」が治療継続の鍵を握ります。当院は待ち時間を減らすためのWEB予約システムを導入。またお車での通院にも便利なよう、42台分の駐車スペースを確保しています。
糖尿病治療の流れ
糖尿病の治療は、現在のあなたの状態を正しく把握することからスタートします。
【ステップ 1】初診・問診(健康診断結果の確認、現在の食事や運動習慣、お仕事などのヒアリング)
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【ステップ 2】各種検査(血液検査・尿検査・心電図等で現在の血糖状態や合併症の有無を詳しく測定)
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【ステップ 3】治療方針の共有(検査結果をもとに、まずは生活習慣の工夫から始めるか、お薬を併用するかを決定)
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【ステップ 4】定期通院・モニタリング(月に1回程度受診いただき、採血で直近1〜2ヶ月の「HbA1c」の推移を確認)
糖尿病・高血糖についてよくあるご質問(Q&A)
Q1. 健康診断で「ヘモグロビンA1c(HbA1c)が高い」と言われました。症状がなくても行くべきですか?
A. はい、症状がなくても必ず一度受診してください。 糖尿病はかなり進行するまで「痛い」「痒い」といった自覚症状が全く出ない病気です。健診の段階で見つけることができたのは、むしろ大きなチャンスです。予備軍の段階であれば、お薬を使わずに生活習慣の微調整だけで正常値に戻せる可能性が非常に高いです。
Q2. 糖尿病の薬は、一度飲み始めたら一生やめられないのでしょうか?
A. いいえ、一生飲み続けなければならないとは限りません。食事療法の見直しや適度な運動によって膵臓(インスリンを出す臓器)の負担が減り、体重が適正化されることで、お薬の量を減らしたり、最終的にお薬を完全にやめて食事・運動療法のみで良好な数値を維持できている患者様もたくさんいらっしゃいます。
Q3. 「甘いもの」をたくさん食べると糖尿病になるのですか?
A. 直接的な原因がそれだけというわけではありません。甘いものの過剰摂取だけでなく、全体のカロリーオーバー、運動不足、ストレス、睡眠不足、そして「遺伝的要因(体質)」などが複雑に絡み合って発症します。当院では何が主な原因になっているかを一緒に紐解いていきます。
Q4. 家族に糖尿病の人がいます。私も遺伝しますか?
A. 糖尿病そのものが100%遺伝するわけではありませんが、「インスリンが出にくい」「太りやすい」といった「糖尿病になりやすい体質」は遺伝することが分かっています。それに加えて、家族間で「味付けの好み」や「生活習慣」が似通うことも影響します。ご不安な方は、早めに血液検査でご自身の今の数値を把握しておくことをおすすめします。
Q5. 検査当日は絶食(朝ごはんを抜く)で行ったほうがいいですか?
A. 正確な「空腹時血糖値」を測定するためには、可能であれば朝食を抜いて(お水や緑茶などカロリーのない水分摂取は可)ご来院いただくのが理想です。ただし、お仕事の都合などで難しい場合は、食事を摂った状態(随時血糖値)の検査であっても、HbA1cなどの数値を調べることで十分に正確な診断が可能です。お気軽にご来院ください。
糖尿病治療について院長からのメッセージ
血糖値の数値を見て、「生活習慣を入れ替えなきゃいけないのかな…」と暗い気持ちになったり、受診するのが怖くなったりしているかもしれません。
しかし、糖尿病治療の本当の目的は、あなたから食事の楽しみや自由を奪うことではありません。むしろ、将来的に大きな病気にかかるリスクを取り除き、これからもご家族や大切な人と、大好きな趣味やお仕事をこれまで通り元気に楽しんでいくための「お守り」を手に入れることです。
できない目標を押し付けたり、過去の食生活を責めたりすることは絶対にありません。総合内科専門医として、あなたの体質と毎日の生活にそっと寄り添いながら、ベストな方法を一緒に歩んでいきます。いつでも安心してご相談ください。